本ソフトウェアでは、仕入入力画面に「税額控除」の項目を追加しています。
また、「会社設定」-「基本情報」の「控除できない消費税」の項目によって、仕入入力画面が異なります。
※「控除できない消費税」項目は、どっと原価NEOシリーズV5.00.0003~(カスタマイズの場合V5.01.0004~)追加しています。バージョンアップが必要な場合は、こちらをご確認ください。
【控除できない消費税を「税抜金額に上乗せしない」と設定する場合】
仕入入力画面では、業者の事業者区分に応じて、適格事業者の場合は「税額控除:控除100%」、免税事業者等の場合は「税額控除:控除80%」と初期表示されますが、実際の仕入税抜金額・消費税額には控除率は影響しません。
【控除できない消費税を「税抜金額に上乗せする」と設定する場合】
仕入入力画面では、業者の事業者区分に応じて、適格事業者の場合は「税額控除:控除100%」、免税事業者等の場合は「税額控除:控除80%」と初期表示されるほか、控除されない消費税分を税抜金額に上乗せすることができます。
ただし、業者の消費税計算が「明細単位」かつ税処理が「内税」の場合のみ有効です。
なお、控除できない消費税を税抜金額に上乗せする場合、予算残高や発注残高を税抜金額で確認することはできません。会計連動している場合は、会計ソフト側の免税事業者等の仕入税額控除の入力方法に合わせた設定が必要です。
これらの観点を踏まえた上で、運用方法をご検討ください。