企業成長に合わせたシステム導入を実施し、案件収支をシームレスに財務会計と連動!
導入前のお悩み
自社制作のシステムを使用していたが、エンジニアに偏ったシステムとなっていたため、数字の管理があいまいだった。
月次の数字の確定も翌月末にならないと確定せず、迅速な意思決定が難しかった。
予算管理、承認フローもExcelベースとなっており処理の重複や見落としが多かった。
ニーズ
システム入替の要件として、「財務数字の確定を早くする」「管理の最適化」の2点が重要であった。
その観点から、財務システムと連携でき、予算を含め数字の管理が柔軟に行えるどっと原価NEOが最適であった。
導入後にご満足いただけた点
案件収支がシームレスに財務会計と連動するようになり、社内の決裁速度が大幅に上がった。
自社様式の帳票を直接出力できるようになり、処理が簡略化した。
データ出力も汎用性が高いので、他のシステムとの連携も容易にできるようになった。
システム構成(利用商品:どっと原価NEO EX)
オプション | 発注管理、日報管理、支払管理、会計連動、手形小切手発行、労災保険料計算、承認機能 |
---|---|
解決テンプレート | 自動バックアップ、Excelフリー、解決テンプレート |
KDSS+サービス | 自動バックアップ、Excelフリー、解決テンプレート |
安積電気通信興業株式会社は、企業における通信(コミュニケーション)の重要性をモットーに1967年に設立され、「つなぐ」「きずく」「まもる」を経営ビジョンに掲げ、点から線へ、線からネットワークへと、情報を網羅する仕組みを創造することで、情報コミュニケーションを介して人と人の心を繋ぎ、かけがえのない命と社会や企業のあたりまえの日常を日々守っています。 同社は、よりお客様に近い立ち位置でワークスペースをデザインしながら、1社完結で配線施工からネットワーク構築、システム構築に至るまでのトータルサービスを請け負えることを一番の強みとして、お客様の理想のニーズを実現するためにこれまで豊富な実績を積み上げてきました。 IT化の波が急激に加速する中、福島県郡山市に本社を構えながら、仙台・東京にも事業所を展開し、暮らしと技術を結ぶライフラインとして価値あるシステムとサービスを提供している同社総務部・浅川さんにお話を伺いました。
【導入前の課題】
安積電気通信興業株式会社は自社開発システムを使っていましたが、事業規模の拡大に伴って、経営の見える化や業務の効率化といった課題に直面することになりました。浅川さんは当時を振り返って、「どっと原価NEO」導入前に抱えていた課題を3つ挙げられました。 「以前は自社開発システムを使用していたのですが、エンジニアに偏ったシステムとなっていたので、経営観点の数字の管理があいまいでした。」 「また、月次の数字が翌月末にならないと確定しなかったため、経営の意思決定を迅速に行うことが難しい状況でした。」 「さらに、予算管理や承認経路をExcelベースで行っていたため、処理の重複や申請の見落としが多く発生していました。」 システムを自社開発する企業は多くありますが、開発時点でシステム拡張を想定していなかった場合、どうしても時間の経過とともに、その後の会社成長とシステムが合わなくなってしまうことが多々あります。 こうした背景から、拡張性が難しい自社開発システムに代わって、エンジニアサイドと経営サイドの双方で予算実績データを共有・管理でき、かつ、常に現場ごとの月次進捗結果を会社全体の損益情報に反映できるような新たなシステムの導入を検討することになりました。
【導入の決め手】
同社は、システム入替の要件として次の2つを重視しました。 「一点目は財務数字の確定を早くできること。二点目は、管理の最適化を行えること。」 こうした観点から、同社のニーズに最もマッチする様々な候補システムを検討した結果、どっと原価NEOの「財務会計システムとスムーズに連携できて、予算実績管理が柔軟に行える」(浅川さん)という点を導入の決め手としたそうです。 導入に際して、同社が求める工事進捗管理の概念をどっと原価NEOへ盛り込むため、工事原価管理の出力機能を拡張しました。
【導入後の効果や満足した点】
2015年6月にどっと原価NEOを導入したことにより、導入前に抱えていた社内の課題はいかに解消されたのでしょうか?システム導入後の効果について、浅川さんはこう言います。 一つ目では「案件収支がシームレスに財務会計と連動できるようになったので、社内の決裁速度が大幅に上がりました。」 二つ目には「独自様式のExcel帳票も、どっと原価NEOから直接出力することが出来るので、社内資料や稟議資料を集計から編集・出力するまでの処理作業の簡略化につながりました。」 三つ目は「データ出力も汎用性が高いので、他のシステムとの連携も容易にできるようになりました。」 どっと原価NEOの会計連動オプションやExcelフリーモジュールなど、必要な機能をチョイスして組み合わせたことで、経営数値の集計から決裁までスピーディーに行えるようになっただけでなく、他システムと親和性が高いことにも満足しているそうです。
【今後期待すること】
どっと原価NEOへ期待することについて、浅川さんは次のようにおっしゃっています。 「API公開などを通じて、外部システムとの連携をより簡単に行えるようになることを期待しています。それから、どっと原価NEOの情報をスマートフォンからいつでもどこでも参照できるようなアプリを開発してほしいです。」 安積電気通信興業株式会社は、長年の経験で培った技術とノウハウをベースに、コミュニケーションシステムから、音響・映像システム、防犯・防災システムに至るまで、お客様の多様なニーズに応じた最適な提案を通じて、変化のスピードが速い情報化社会で常に積極的な事業展開に邁進しています。 どっと原価NEOも、お客様の要望と時代が求めるニーズを果敢に取り入れ、今後も顧客満足度の高い製品ブラッシュアップに取り組み、経営の見える化と業務の効率化に貢献してまいります。