総務部の気づきが社内の意識改革を生んだ!経営優良企業の更なる成長
導入前のお悩み
①属人化業務の改善
②業務効率化
③残業時間の削減
④利益率の向上
ニーズ
➀属人化業務が見直され、かつ情報が可視化できることにより、部門間連携も円滑にできる。
➁集計処理が容易なことから、工程会議実施を計画でき、各社員の勤怠状況なども共有することによって働き方改革が実現できる。
導入後にご満足いただけた点
➀リアルタイムな工事情報の把握により、赤字工事と高利益工事を発表することで、売上高よりも利益率に意識をシフトできた。
➁原価管理意識改革の相乗効果で残業時間も削減できた。
システム構成(利用商品:どっと原価3 スタンダード)
基本モジュール | 基本モジュール |
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オプション | 見積作成、発注管理、日報管理、支払管理、収支見込、出来高報告、Excelフリー |
株式会社斉藤総業様は、1973年(昭和48年)に創業され、公共工事では舗装や排水、構造物、河川、造園、修繕、民間工事ではエクステリア、駐車場整備、造成、解体を手掛けられています。
総務部 専務取締役 中尾美紀様へ、会社紹介をしていただきました。
代表取締役 斉藤様(左) 総務部 専務取締役 中尾様(右)
弊社は、5年連続で「健康経営優良法人」、2年連続で「ブライト500」の認定(日本健康会議)をはじめ、ユースエール(厚生労働省/若者の採用や育成に積極的で、若者の雇用状況が優良な中小企業を認定)、災害時の基礎的事業継続能力(国土交通省)、事業継続力強化計画(経済産業省)などの認定を受けています。
社内の取り組みについて対外的にも評価されるようになったことで、従業員の自信や協力を一層引き出すことにつながりました。
社員を健康にすることは会社の健康に繋がり
会社が健康になると、新しい出会いがあり
社員が健康になると、元気自分らしく、長く勤めることができます。
斉藤総業では、【社員の健康は会社の健康!】という考えを実践し、働きやすい環境づくりを進めています。
導入検討に至った経緯
土木業という業種は、土曜出勤、残業が当たり前、有給休暇って?といった考え方が社内に浸透しており、夜遅くまで事務所に残っているのが当たり前とっいた状況でした。
個々にEXCLE等を使用してパソコンで業務が行われており、上司は部下の仕事の進捗状況や仕事量を把握できていないような状態でした。
また、担当者に聞かなければ、仕事の進捗状況や必要な情報がどこにあるのかわからないという状態を何とかしなければならないと感じていました。
下記のような課題が山積していました。
①属人化業務の改善
②業務効率化
③残業時間の削減
④利益率の向上
建設DXは、システム化を実施することが最終目的ではなく、働く環境を改善すること、働く意識を改革することが最終着地点です。斉藤総業様のように明確な改善意識を持たれてシステム化を検討されることは、より改善・改革への近道となります。
導入を決定された要因
●これまで1人1人が抱えてきた仕事の情報を全従業員が共有できるようにしたことで、業務の引継ぎがしやすくなったこと。また、見積作成、受注、現場作業開始~仕入れ、請求、入金までの一連の流れを可視化し、共通した伝票や各種様式を用いることで、工事担当者と総務担当者が行うべき範囲を整理し、その連携がうまく機能するようにしました。
● 原価管理システムの導入と合わせて、「工程会議」(週1回)を全従業員で行い、各工事現場の進捗状況や困っていること、有給休暇の取得予定などの情報を共有するようにした。これにより、従業員間で助け合いがしやすくなり、有給休暇も取得しやすくなった。段階的に残業時間も少なくなっていきました。取り組み前は残業時間が月平均30時間だったものが、昨年の残業時間は月平均5.4時間まで削減ができました。
導入後の効果やご満足いただいた点
●会社の利益率が向上したこと。昔から現場代理人は、利益よりも売上高を取りたいという意識が強い傾向がありました。経理側の立場としては、売上高が大きくても利益が低く工期が長い現場よりも、利益の取れる現場を複数とれる方がいいと考えていました。システムを導入したことによって、リアルタイムのデータで集計資料や分析資料が、簡単に出せるようになりました。毎年、決算後には赤字現場と高利益現場を発表しており、それが良い刺激になったのか、現場代理人も「利益が取れる方がいい」と意識を変えてくれるようになりました。
原価管理システムです。残業削減にも効果があり、健康経営の大きな役割を果たしてくれました。
システムを導入することで、下記のたくさんの効果に繋がりました。
➀業務属人化の改善:
役立った業務: 標準化されたワークフロー、タスク管理
要因となった行動: 業務プロセスの可視化と標準化により、特定の個人に依存しない業務運営が可能になりました。これにより、誰でも同じ手順で作業を進められるようになり、属人化が改善されます。
➁業務効率化:
役立った機能: 自動化機能、リアルタイムデータ分析
要因となった行動: 手動で行っていた作業を自動化することで、作業時間が大幅に短縮されます。また、リアルタイムでデータを分析・共有することで、迅速な意思決定が可能になり、業務全体の効率が向上します。
③残業時間の削減:
役立った作業: 作業内容の見直し
要因となった行動: 作業時間の正確な記録と分析により、無駄な作業や重複作業が減少しました。これにより、無駄な業務を効率よく省くことができるようになり、残業時間が削減されました。
④利益率の向上:
役立った機能: コスト管理、予算管理
要因となった行動: 各プロジェクトのコストを詳細に管理し、予算を適切に配分することで、無駄な支出を抑えることができました。これにより、全体のコストが削減され、利益率が向上しました。
導入後に期待すること
どっと原価を導入してからは、様々な専門家の方にも高い評価をしていただいてきました。原価管理までの業務を一元化することでたくさんの効果を生み出してくれたこのシステムはなくてはならない重要な財産となりました。
このような素晴らしいシステムを開発していただいたエンジニアの方に感謝します。
より一層使いやすく、更なる良い効果を生み出してくれるシステムになってくれることを願っています。