リアルタイムに案件別の情報を把握でき、安全性と継続性を担保できるシステム!
導入前のお悩み
①既存システムがかなり古い設計で作られていた為、安全性と継続性に課題があった
②システムメンテナンスに人手や時間を要し、年度切替の際にデータが損なわれることがあった
③データを見れる従業員が限られており、蓄積データの活用が不十分なうえ期間指定集計も出来なかった
ニーズ
①安全性と継続性を担保できるシステムであること
②既存の業務フローに対応でき、帳票を可能な限り使用できること
③ユーザーがそれぞれの権限にそって、データをいろいろな切り口で確認できること
導入後にご満足いただけた点
①従業員がほぼリアルタイムに案件別の情報を把握できるようになったこと
②既存の業務フローをシステムへ落としこむ作業を通じて、新しい集計の切り口を検討できたこと
③システムで出来る出来ないを明確に分けた上で、可能な限り業務への落としこみを検討できたこと
システム構成(利用商品:どっと原価NEO EX)
基本モジュール | 基本モジュール |
---|---|
オプション | 見積作成、発注管理、日報管理、承認機能 |
拡張モジュール | 予算履歴管理 |
解決テンプレート | 自動バックアップ、Excelフリー |
KDSS+サービス | 自動バックアップ、Excelフリー |
東京カートグラフィック様は、地図から得られる情報の選別やその表現方法に、ユーザーの心に何かを訴える「想い」と「心」を込め、地図を『智図』として作成されています。 そんな感性あふれる「智図」で、より豊かな暮らしと社会、ひいては地球の未来のために、『智図』の無限の可能性に挑戦されています。
同社の経営管理部 丸山様は自社についてこう話されました。
“弊社は、『「智図」から広がる新たな世界を創造し社会に貢献する』の経営理念のもとに、地図に関するコンサルティング・サービス業務として、設立以来60年間一貫して地図を扱ってまいりました。 その中で、2019年の国際地図学会において、弊社の作成した※地図商品が『世界一』として表彰されるといった評価もいただいております。今後益々異業種企業との交流と連携を図りソリューション型のビジネスを展開していく所存です。“ ※下の画像は、東京カートグラフィック様のサイトで販売されている商品の一部です。
メンテナンス機会の多いシステムは人も時間も多く必要とする
丸山様に、どっと原価NEOを導入する以前の運用方法と業務課題について伺いました。 「既存システムはかなり古い設計で作られていた為、安全性と継続性に課題がありました。年度替わりの切り替え作業が必要で、その際にデータが壊れる事もあり、課題が多かったんです。メンテナンスも自社でしていたので、その点でも人と時間を取られていました。 データは、見られる従業員が限られていたので、蓄積データの活用が不十分でしたし、データ集計する期間指定が出来なかったのも不自由な点でした。」 メンテナンスを多く必要とするシステムは、手間も時間も必要です。資産となるデータに与える影響も皆無とは言えません。
導入のキッカケはどれだけ多くの改善点が見つかったか
- 丸山様へ、どっと原価NEOご導入を決定した主な要因を挙げていただきました。
- ・安全性と継続性を担保できるシステムであること:Micrsoft SQL Server
- ・年度毎の切り替え作業の必要がないこと
- ・既存の業務フローに可能な限り対応できること:業務データの一元化
- ・既存の帳票を可能な限り使用できること:Excelフリー機能
- ・ユーザーが権限にそってデータをそれぞれ確認できること:権限グループ登録
- ・データを色々な切り口で確認できること:工事原価管理表(区分別集計)
『どっと原価NEO』の特長の多くが、ご導入のキッカケになっているようです。 些細な不満とする点も、改善することは容易ではありません。ただし、システム構築においては、改善出来ないことより、改善出来ることの方が多いと見受けられます。
業務フローへの落とし込み作業もフォロー
引き続き、ご導入後に満足された点を丸山様へ伺いました。 「システムを導入して、安全性と継続性の担保ができ、年度ごとの切り替え作業が必要なくなったことです。また、システムの入替に際して、既存の業務フローや当社様式の伝票や帳票類を変更する必要が無かった点も大きいですね。 リアルタイムな案件別の情報や、期間指定したデータ集計もできるので、社内の従業員がデータの可視化をし易くなりました。 導入時に、既存の業務フローをシステムへ落としこむ作業では、システムで出来ることと出来ないことを、建設ドットウェブ社のインストラクターの方に可能な限り明確に分けていただいたので、新しい集計の切り口を検討することも出来ました。」 弊社のインストラクターは、数多くのユーザー様の運用を見聞きして経験しています。そこで経験したことを無駄にせず、次にお会いするユーザー様の運用課題を解決するお役立ちが出来ているようです。
「個別案件毎のデータが全社で共有化され、可視化されることで、個々の業務が経験として蓄積し、今後の業務に活かされていく事を期待しています。」 個々の経験は会社の財産です。今後も、蓄積された財産がお客様の業務に活かされるよう、「どっと原価NEO」がお役立ちできる努力を惜しみません。