業務のシステム化・情報の一元化を「どっと原価NEO EX」で実現!
導入前のお悩み
①発注業務のみをAccessで開発したシステムにて運用
②見積・予算・発注・支払はExcelなどによる運用で二度手間も多く非効率
③各部門の責任者主導型の管理のため運用に弾力性がなかった
ニーズ
事業拡張に伴い、Accessで運用してきた発注システムの切り替えだけにとどまらずトータルシステムの一元化を検討
導入後にご満足いただけた点
①発注管理システム(Access)を廃止し、見積・予算・発注・会計業務を一気通貫で運用できる基幹システムを構築することで業務が合理化できた
②各部門の実務担当者主体のプロジェクトの産物として、配慮の行き届いた運用ができあがった
③女性社員中心のプロジェクトの成功で新しい企業文化が芽生え始めた
システム構成(利用商品:どっと原価NEO EX)
基本モジュール | 基本モジュール |
---|---|
オプション | 見積作成、発注管理、日報管理、会計連動、FAXメール送信、労災保険料計算、承認機能 |
拡張モジュール | 注文請書管理、メンテナンス請求、入金管理拡張機能 |
解決テンプレート | 会計ERP、自動バックアップ |
KDSS+サービス | 会計ERP、自動バックアップ |
株式会社エスケイエムは、株式会社豊田自動織機の100%出資の総合ビルマネジメント企業。豊田自動織機グループの一員としてビル管理をはじめ、警備管理から建築・営繕業務、不動産業務など建物の総合マネジメントサービスを提供する企業である。また、女性が働きやすい環境としてワークライフマネジメントにも2009年度より手掛け、人と人とのチームワークを大切にしながら、豊田自動織機グループで培った質の高いサービスを実現している。事業拡張に伴い、Accessで運用してきた発注システムの切り替えだけにとどまらずトータルシステムの一元化を検討開始。カスタマイズ性・拡張性・コストパフォーマンスの高さがポイントとなり、「どっと原価NEO EX」を導入した。
株式会社エスケイエムは、豊田自動織機グループのみならず一般民間企業へも事業を展開し、業績を拡大している。 豊田自動織機グループの中でサービス事業を展開する同社は、「人を大切に」を企業理念の一つとしている。その理念の下、導入検討開始と共にIT企画推進部門を設立、ITと人材を融合し各々の長所を引き出せる業務の形つくりを目指した。
事業拡大に伴う拡張が容易なシステムであること、実務に携わる人にとって使いやすいこと、会計システムとの連携親和性が高いこと、この3点がシステムの重要要件と捉え、その実現を目指し個別原価管理を中核に基幹システムの検討が始まった。
導入するきっかけとなったのは・・・?
【柿内部長】
発注業務に関しては、親会社である豊田自動織機の仕組みをベースに、Accessで自社開発したシステムを長く運用してきました。また、会計システムについてはパッケージソフトである勘定奉行を使用しておりました。 以前は豊田自動織機グループのビルメンテンナスが当社事業のほとんどでしたが、そのノウハウと経験を活かし一般民間企業のビルメンテナンス事業を手掛けるようになり、対応する業務も複雑多岐になってきました。そこで、見積・予算・発注・支払・売上・原価管理・会計といった各業務を一気通貫にすることで、生産性の高い業務に一新するという目的からシステム化への検討をスタートしました。前述の発注業務と会計システム以外は、Excelや手書きなどで、個々の担当者のノウハウや経験などのばらつきに左右されてしまうといった状態でした。
数ある原価管理システムの中から、「どっと原価NEO EX」を何故、選ばれたか?
【柿内部長】
社の事業が拡大すれば、当然業務も変化します。
今後も当社を取り囲むビジネス環境は、より大きな変化が予測されます。拡張性の低いシステムでは、導入後のカスタマイズができなかったり、できたとしても高いコストを伴います。
「どっと原価NEO EX」はExcelフリーや解決テンプレートに代表される拡張性の高さと、システム対応力・提案力の高さがポイントとなりました。
導入検討当初から稼動後までも現場に即した提案・サポートをしっかりと行ってくれたと感謝しています。
導入において成功のポイントは女性社員の力。
一番良かったのは、実務担当の女性社員が牽引役になったところ・・・
大きな変化を会社に与えました・・・。
【水野取締役】
検討から本稼働まで約2年かかりましたが、その間、社長の号令の下、「従来のような部門長主導でなく、実務担当者である女性社員主導の導入検討プロジェクトをスタートしよう!」となり、毎週の会議に各部門より実務担当の女性社員が必ず参加できる環境づくりをサポートするように社長より強く指示が出ました。女性陣は、実務を抱えながら大変であったでしょうが、積極的に参加し、意欲的な意見も多数出してくれました。
お蔭様で机上論ではなく、現場の意見をしっかりと取り入れることがどれだけ大切かを会社全体として共有できた良い機会となりました。女性陣も自分たちの意見がどんどん取り入れられることで主体性のある高いモチベーションを本稼動まで持続でき、良い効果を挙げられたと思いました。本稼働後も、月一回程度は担当者が集まりフォローアップを継続しています。
システム稼働の成功は、実務担当の女性陣の力なくしてはなされなかったと強く感じています。そして社員全員が、会社の中で大きな変化が起きていると感じた、そんな瞬間でもありました。
今後、「どっと原価NEO EX」に期待することは、モバイル環境における利用機会・・・。
【柿内部長】
今後も業務の合理化と利便性向上に向けてシステム改善を図っていきたいと思います。
カスタマイズをはじめいろいろと相談させていただきますので、今後ともサポートをお願いします。
また、現場部門でのモバイルPCやタブレット端末などを利用したデータ入力や活用など、場所を選ばないリアルタイムな運用で生産性の向上を目指したいと思います。