朝会の目的とその効果
朝会は会社創業から行っていますが、我が社の朝会の目的についてお話ししたいと思います。
今はオンラインで行い、各自のパソコンの前に集合行っていますが、以前は、本社はホワイト会議室に全員が集まり天井の上に吊り下げのカメラで全員が写し、各拠点はテレビ会議システムの前に集まり、全員の顔が見えるようにして、会社全員が同じ時間、同じ雰囲気で朝会を行うようにすることで、一体感を大切にしたいと考えていましたし、所感者(発表者)の考え方や、近況などを聞き、最後には私の所感もリアルでお話ししていました。会社全員が一丸となって一体感を持ち1週間のスタートを切る事は大切と考え当時は社是、企業理念も全員で唱和もすることで、声を出し1週間を元気にスタートすることでやってきました。
コロナにより朝会の運営方法は変わりましたが、新卒採用に力を入れている会社は人材育成にも力を入れる、その一つとして朝会を大切にしている会社もあります。
企業規模が大きくなると、”部門の壁”を耳にしますが、1週間に1度は、チームのみんなとリアルで顔を合わし、仕事だけではなく、たわいもない話をすることで、話しやすく気軽に声を掛けられる関係性も作る事もできると思います。それが、仕事中、難しい顔しかみていなく、あまり会話もなければ、なかなか話しづらく、特に若いメンバーが先輩に話かかけづらくなってしまいます。 コミュニケーションは、声をかけてもらわないと始まりませんが、声をかけてもらう受け手側にも大いに責任があると思います。
声をかけやすい関係性には1on1なども非常に大切ですし、日頃、少し対話しやすい関係性を、先輩や上司は受け手側として、そういう関係性を作るのはとても大切だと思います。そのためのスタートして、朝会は全社共通の一体感や、コミュニケーションを作って上での情報発信をリアルで行う機会でもあります。 今はPHPの特集を読んだうえでの感想も、それぞれが自分の生活や考え方、生き方を見つめなおす、とても良い感想を聞ける良い機会にもなっています。
是非、そんなコミュニケーションのきっかけや、それぞれに気づきを与えてくれる朝会を、これからも大切にしていきたいと思います。