学ぶ
2024.09.17
社長ブログ
一生のイベントの一つ削いてとして葬儀がありますが、親族・知人が集まり、幸せや悲しみを共有することで、それぞれが色んな事を感じ、いろんなことに気づいたり学んだりする場でもあると思います。
私もこれまで、多くの通夜・葬儀に参列いたしましたが、その時に僧侶が話してくれる説法は参列した人に故人が亡くなった意義や意味を話してくださります。亡くなることは悲しいけれど、故人は現生での役割を終えて来世に旅立った、そして現世において残された家族や友人・知人にいろんな事を教えてくれた事、そしてこうして皆さんが集まり、いろんな事を気づかせてくれる機会を与えてくれていることなど、故人が亡くなった事にも大きな意味があり、これをしっかりと受け止めて、残されたものは、悲しみに浸るだけではなく、しっかりとこれからを生きていきましょう。という様な説法をしてくださることが多いと思います。また、以前は命日にもお坊さんが自宅に来られ、いろんな説法をしてくれることで、家族は学んだものでした。ところが、お寺側もコロナも経て、わりと何もお話しされずに用事が済むとさっと帰られる坊さんが多くなったようです。少し簡素化されたことは寂しいしこんなことが続くと、せっかくの学べるきっかけが薄れてしまうと感じます。
人は最後には一人で亡くなりますが、亡くなるまではいろんな人との出会いや支え、刺激をもらいながら成長していくと思います。ですから、いろんな場面でいろんな話を聞いたり見たりすることが、とても大切なんだとも思います。
会社においてもベテランの方は、これまでにいろんな経験をしてきています。こうした人生観や仕事観などにおいて色んな話を若い皆さんに話をすることで気づくことあります。そんな事を大切にもしていきたいとも改めて感じます。