誉められるとご意見をいただく事
誉められると嬉しい。誉められて嫌だという人は、まずいません。一方で叱られたり否定されたりすると、あまり気持ちの良いものではないのがほんとんどではないでしょうか。
お客様から「これはいいね」「良いと思うよ」と言われると作って良かったということになると思いますし、気分も良くなるのですが、逆に「ここはもっとこうしたほうが良い」「この機能は使いにくいから考え直して欲しい」と言われると皆さんはどうでしょうか?誉めていただいたお客様は嬉しいですが、ご意見をいただいたお客様のほうが、実際には製品開発する意味において多いに参考になるのではないでしょうか。もちろん誉めてもらうことで作り手のモチベーションは上がることはあるでしょうが、成長につながるかと思うとご意見をいただく方が成長の可能性を感じるわけです。
最近、昨年入社をしたWさんの朝会の所管で、パートナー様向けの勉強会を初めて任され、資料を作成してみると、とんでもないページ数になってしまったことに対して上司から、「しっかりと自分の中で、どっと原価の機能の特徴が整理できていないからではないか」とアドバイスをもらい、自分自身の理解度が足りなかったことに気付かされ、もっと空き時間を活用して勉強をし、理解を深めないといけないといけない、そして空き時間が活用ができていなかったことにも気づいたと話がありました。これも上司が作成した勉強会の資料を見て「いいね、頑張ったね。」とでしかなかったら、Wさんは誉められて気持ちが良かったでしょうが、上司がきっちりとアドバイスをしてことで、気づきが生まれ成長のチャンスをもらったと思います。
私は、お客様でも社内においても、ご意見を言って下さることを大切にしたいと思いますし、そのような姿勢が上司・部下、先輩・後輩の中でもあることが望ましいと感じます。