大谷翔平選手が成功している一つの理由

今年はスポーツのニュースとしては野球が久しぶりに賑わった年でした。そして、その中でも一番、話題になったのは、WBC、ワールドベースボールクラシックの世界一だったと思います。そこで中心として活躍したのが大谷翔平選手でした。WBCが終わり、その後、大谷選手は大リーグで期待を遥かに超える活躍をし、アジア人として初となるホームラン王、そしてMVPにも選出され、昨日、ドジャーズへ移籍がこれまで全てのプロスポーツ最高額の10年総額で7億ドル、およそ1,015億円と言われています。ずっと大谷選手が話題になったそんな一年であったと思います。

大谷選手は何故、日本人だけではなくアメリカ人でもファンが多いのか？それは、まず日本にいるとき、二刀流は無理だとほとんどの人が思っていたのに成功させ、そして大リーグでは流石に、二刀流はやらないだろう思っていたのに、それをもやって見せ成功し、それだけではなくアジア初のホームラン王にもなってしまうのですから、規格外、常識外の選手です。だからファンは、次はどんな事をやってくれるのだろうかと期待し、そしてその期待に応える、まさにスーパースターの中のスーパースターです。

そんな大谷選手は皆さんも知っていると思いますが、活躍を支えるのは自己管理力です。原則、チームメイトから飲みに誘われても行かず、しっかりと練習や体力作りに時間をかけ、人よりも沢山眠る。それは何のためかと言うと常に高みを目指したいからであり、目指し自分自身がワクワクしたいからだと言っています。

大谷選手はこう言っています。「ある日、突然、何かを掴む瞬間が現れるかも知れない。だから毎日練習したくなる」と、、、

だから、練習を行える時間を作ると共に、しっかりと練習できる体力をつけるために、十分な睡眠をとる。大谷選手は例えば、違うバッターのフォームを見ていて、これは真似をしたら良いかも知れない、と思ったら、やってみて自分に合うか合わないか？をとにかく試してみる様です。そして、そう思いついた時が、眠る直前であった場合は、後回しにせずに、その日のうちに練習場に足を運び、試すそうです。やろうと思ったことは、積み残さずに、今日やれることはやる。それは、試すことで、とんでもない自身の成長に出会えるから、それを考えるとワクワクして早く試さずにはいられなくなるという好奇心とチャレンジ意欲の持ち主です。努力できる天才なのだと感じます。

我々も仕事の時間以外でも、自分自身の成長のためには、時間を惜しまず自身の成長の可能性にワクワクする、そんな毎日が過ごせたら素晴らしい成長に出会えるかもしれないと、改めて感じます。