素晴らしい会社の共通点
新入社員の研修時に創業当初のお話をする中で、同業他社から悪口を言われて、非常に苦しかった話を先日しました。
創業間もない頃は、金融機関は倒産、売上は厳しいなどなど本当に経営的にも厳しかったのは間違いないのですが、追い打ちをかけるように、同業他社が「あの会社は 危ない」「つぶれますよ」と数社から言われました。その事を聞いて、そう言いたい会社に は言わしておこう、我々はそんな会社の悪口すらいわないでおこうと決めて対応しました。
お客様から心配され「説明に聞いて欲しい」と言われれば伺いました。 中には「“出る杭は打たれる”という、君の会社が将来恐ろしいから言うんだよ」と励まし てくれるお客様もいました。 お蔭さまで取引停止とか、返品とかは一切なかったのは、逃 げずに他社の悪口を言わずに丁寧に説明もしたいたことではなかったかと思います。 もちろん、説明に行かないといけないという手間は大変でしたが、結果として、そんな対応 をしたことが、今の「建設ドットウェブ」を強くしたのかも知れません。
素晴らしい会社とそこに働く人たちには共通点があります。社内での不満や悪口は他人には軽々しく言いません。当たり前ですが、それを言うことで、言ったその本人が信用を失うということを知っているからです。 聞いた第三者は、「自分の会社の悪口を言うということはこの人間は信用できない、そして、もちろん、その会社も信用できない」こうなってしまいます。
“語るに落ちる”という言葉があります。 僕は同業他社に対して、まず褒 めます。 「あの会社も素晴らしいですね。 ですが、我が社はもっと素晴らしい機能や体制 でしっかりとご支援できます。」と、、、
そうすることで、お客様はわかっていただける、信じてもらえると思います。
是非、皆さんも他人 や他社は褒めるようにすることで、自身あふれた人として成長できると、そのように意識しながら日々過ごして行ければもらえればと思います。