入社式と人との出会い

今日は入社日です。いよいよ２０２３年卒業の方が６名入社されます。

２０１２年から新卒採用をスタートしましたので、今回で１２期生、キャリア採用を含めて９０名を超える皆さんに入社をいただき、いろんな出会いが生まれています。

私は人との出会いというのは本当に凄いというか尊いというか不思議だと思うのです。１回会うのは偶然でも２回会うとなると、この広い日本の中で出会う確率は凄い確率だと思います。ましてや、それがひとつの会社や事務所で一緒に毎日のように仕事をしていく、、、ということは、これは偶然ではなく何か会うのは必然であり、何か意味があると、私は考えるようにしています。ですから、良いも悪いも、出会ったその人との関係を大切にしたいと思うわけです。　大切にするということは、それぞれいろんなやり方があるでしょうが、まず、その人を知ろう、お互いに分かり合えるようにしようと、私は考えるようにしています。そして、その為には、相手のことを判りたいときは、まず、自分のことをさらけだす、オープンにすることで相手もオープンにしてわかり合おうとする、という事を、若い頃に先輩から聞いて実際にやってみると確かにそうでした。

よく、あの人は何を考えているか分からない。。。だから付き合いにくい、という風に考えてしまう事もあるでしょうが、その前に自分をさらけ出してみる、例えば、自分の苦手な事を話してみる、自分の失敗談を話してみる、あまり話したくない、自分の癖や趣味などプライベートな話もしてみるなどです。自分の事を話すと言うのは、自分の得意なことは、話しやすいですが、あまり、これを話をしすぎると自慢話になってしまい、さらけだすことにはならないので、気をつけないといけません。　そして、相手の悪いところを見ようとするのではなく、何か良いところがないか、そこを受け入れる、そしてそこを褒めるようになれば、人同士の関係は少しづつ、場合によっては劇的に良くなっていくと思います。そして、よくなる事で、必ずその人から学べるものがあります。折角、出会った人同士とは、何か、必ず得るものがあると信じて、大切にしたいものです。

今日、入社される新入社員の皆さんにもそのような温かい目で迎えていければと思います。