検収はどこまでやるか?
2022.09.20
社長ブログ
5年前の今頃は、何をしていたのだろう?と5年前を振り返りますと、どっと原価NEOバーション3のリリースが2017年10月ということもあり、カタログ・帳票サンプル・デモデータ・動画デモのシナリオを急ピッチで進めてしました。当時、カタログの原稿案が完成し、4回も5回も原稿チェックをしても間違いが出てしまい、繰り返し確認することの大切さを感じ、社員のみなさんにもお話ししたことがありました。
メーカーとして安定した製品の提供は信頼を得られるために非常に重要であることは間違いありません。しかし、一方で、どれだけ製品テストや検修を行うのが妥当なのか?2回なのか、3回なのか、4回なのか?答えはありません。場合によっては、3回検修を行うから、1回目、2回目の検収する人が真剣にやらす、かえって回数が多いことが弊害になるかもしれません。以前より、ダブルチェック、場合によってはトリプルチェックの必要性を大切にしようと社員の皆さんにもお話ししてきましたが、難しい問題でもあります。
先日、管理本部のKさんとチェック回数を減らすポイントとして、給料計算や配当金など外部に支払う、あるいは外部に関連するものは、確認が重要だけれど社内的なものは、回数を減らす、あるいはダブルチェックはしなくても良い、などとしよう。と話をしました。
検収をすることの重要性と、その目的や必要性を考えることで、無駄な時間を短縮し、本来やらねばならない事に目を向ける、時間をかける、そんな見方で身の回りの仕事も見直すことも大切だと思います。