サブスクモデルのマッサージチェア
私の自宅にはAI機能付きのマッサージチェアがあります。このマッサージチェアはサブスク型で買いやすい定額払いで、メーカー側の保守も5年間しっかりと対応してくれる他、クラウドでつながっていて、最新のマッサージメニューがメーカーから提供・アップロードされ、機能が追加されます。買った時のままではなく、顧客の声などを反映しながら、機能アップされるまさにカスターサクセスの考え方です。また、マッサージ師や医学博士により作られた独自データを元に、マッサージチェアに座った時にセンサーで体の状態を感知、AI機能と融合し程よいマッサージに変化してくれます。家族も6人まで登録できるので、それぞれの適切なマッサージポイントを覚えていてくれて満足度の高いマッサージチェアです。
そのマッサージチェアが、そろそろ5年経つと言うこともあり、最新型のマッサージチェアを昨日、家電量販店に行って見てきました。5年前に明らかに他のメーカーのものとは違っていたので、これ以上の大きな進化はないのだろう、と思っていましたが、期待を大きく裏切る内容でした。
これまでは、登録された自分の名前をタッチパネルから選択しましたが、最新機種では顔認証です。ですから、座っただけで自分の背格好にあったマッサージポジションを自動設定してくれます。また、これまでマッサージの強さを変更する場合もタッチパネルからでしたが、音声で強く、とか弱くと話しかけることで、音声認識で反応してくれます。
マッサージメーカー競合他社が有る中で、イナダというメーカーのマッサージ機ですが、一括払いは認めず、サブスク型で買いやすく定額払いにする事で、販売店は値引きせずに売れるという業界通念を覆すビジネスモデルは、お客様の声を反映させ、より満足度を向上させたり、5年経ったらより魅力のある新しいモデルに変えようと努力していく、そんな姿勢が素晴らしいと感じます。