東京オリンピック開会式を見て・・・。
2021.07.26
社長ブログ
いよいよ東京オリンピックが1年遅れで開催されました。
いつもは、開会式はあまり見ていませんが、今回は最初から最後まで、自国開催ということもあり、しっかりと見ました。今回のオリオンピックはコロナへの影響だけではなく、いろんな問題も生まれ、高揚感とは程遠い大会を象徴する、コロナによって亡くなられた方や、医療従事者などへの配慮をしながらの開会式だったと思います。
その中で、僕が印象に残ったのは、「多様性」へのメッセージです。
選手入場の騎手を努めたのは、バスケットボールNBAで活躍する八村塁選手。ベナン共和国出身の父と日本人の母との間に生まれたハーフで子供ころは誂われたりもしたけれど、高校時代のバスケの監督から、「ハーフの大将になれ!」と言われて自覚を持ち、頑張ってきて今があります。
そして最終聖火ランナーの大坂なおみ選手。人種差別に講義するマスクをつけたり、自分自身が鬱であること、そして記者会見は苦手であることを理由に休養宣言をし、この姿勢は結果的に世界中の人たちが多様性を受け入れる事の大切さを考える良い機会となり、今回、最終聖火ランナーに日本人が選んだ事は非常に意義があると感じます。
多様性は、いろんな考え方を受入れますが、勝手に自分だけが良いという考え方では受け入れられません。八村選手も大阪選手も日頃の言動が素晴らしいからこそ、周りも認めていくのだろうと思います。我社も多様性、ダイバシティな働き方や人材育成があるべきであると考えています。そのためには、多様性のゴールとして幸せになることが一方では大切なんだと思います。
東京オリンピックでは、そんな多様性を改めて確認しながらも、楽しむ数日間としたいと思います。