損して徳とれ。
2021.05.10
社長ブログ
“損して徳とれ”という言葉を聴いたことがある方も多いと思います。損を惜しんでいては商売は成功しない。という意味であり、具体的にはお客様へのお金にならないサービスの積み重ねが結果として、お客様との信頼を得ることができ、ファンがとなっていただくことで、末永くお付き合いでき、さらに買っていただけれる、ことだと思います。
先日、スポーツジムである、予約をしようと受付担当に確認すると、その日のその時間帯では、もう埋まっているという返事が返ってきました。「仕方がないな?」と。。。「では、またの日にするわ」と僕は答え、諦めようとすると、「ちょっとまってください」とスケジュールを再確認してくれ、しばらくして「この時間帯なら何とかなりますが、どうですか?」と再提案してくれました。僕も、合わせることができたので、そのスケジュールでお願いしたのですが、、、たわいの無い、やりとりですが、これもサービスの一つだと思うのです。
僕が、仕方がないなと諦めても、まだ、親身になって再提案してくれる。とても気持ちの良いやり取りでした。ほんの些細な、お客様の気持ちに、少し寄り添うだけですが、それが、客の立場からすると、とても安心感と信頼感につながり、ファンになってくれます。
そんな、もう一歩、踏み込んで相手の立場になって考えてあげる、それが、損して徳とれを行うための、基本的な心構えではないかと思いました。